最近、Windows Update(2025年6月11日公開)を適用した一部のパソコンで、「電源を入れても起動しない」「ロゴ画面のまま止まる」といった深刻なトラブルが発生しています。
富士通やマウスコンピューターの公式発表により、特定のモデルに限って起きている不具合と判明しており、現在、各社で対応が進められています。
🖥 不具合が確認されている主なメーカーと機種
✅ 富士通のパソコン(2015~2018年製の一部モデル)
6月11日のWindows Update後、下記のような症状が報告されています。
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電源を入れても黒い画面のまま
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富士通ロゴのまま進まない
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パソコンが起動しない
対象モデル(例):
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【ESPRIMO】WD1/A3、WD2/A3、WD1/X、WD2/W
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【ESPRIMO Dシリーズ】D556/P、D586/M、D956/Pなど
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【CELSIUS】J550、W550 など
📌 対象モデルの詳細は富士通の公式サイトで順次更新されています。
現在、該当アップデートの配信は一時停止中とのことです。
✅ マウスコンピューター製のノートパソコン
一部のマウス製ノートPCでは、以下のようなエラーが出る事例が確認されています。
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「自動修復を準備しています」のまま止まる
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OS(Windows)が立ち上がらない
対象モデル(例):
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【一般モデル】mouse A5、B5、F7、K5、K7
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【DAIVシリーズ】DAIV S4、R6、4N(※一部はBIOS準備中)
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【G-Tuneシリーズ】E4、E5、P5、P7(BIOS準備中)
🛠 一部機種では、BIOSの更新によって問題が解消されることが確認されています。
🔧 起動できなくなった場合の対処法は?
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あわてて電源を何度も入れ直さないでください
繰り返すとデータ破損のリスクが高まります。 -
メーカーサポートを確認しましょう
該当機種であれば、BIOS更新や修復方法が案内されています。 -
最近のアップデートをしたか確認
2025年6月11日以降にWindows Updateをしたか、記憶をたどってみましょう。 -
該当しない機種でも念のためバックアップを
今回のような突然の不具合に備えて、定期的なバックアップが大切です。
📝 まとめ
今回のトラブルは、特定のモデルに限られた現象ですが、パソコンが急に使えなくなるのは誰にとっても不安です。
当教室でも、「電源を入れても動かない」「真っ暗なまま」といったご相談が増えています。
パソコンは日々の生活やお仕事で欠かせない存在です。定期的な点検・アップデートの見直し・バックアップの習慣で、安心して使い続けられるようにしましょう。