インターネットで買い物をしたり、会員登録をしたりするとき、
「どのサイトも同じパスワードにしている」という方、意外と多いのではないでしょうか。
実はこれ、とても危険な習慣です。
今回は、パスワードを使い回す危険性と、すぐにできる安全対策をご紹介します。
🔓 ひとつ漏れると、色々なところで使われる
たとえば、あるお店のサイトでパスワードが流出したとします。
そのパスワードを他のサービス(メール・銀行・通販・SNSなど)でも使っていると……
犯人は同じパスワードで次々にログインを試します。
これを「リスト型攻撃」といいます。
つまり、ひとつのサイトで漏れただけで、他のサービスまで乗っ取られることがあるのです。
最近では、AIやボット(自動プログラム)を使って、流出したID・パスワードを
大量のサービスに次々と自動で試す手口を使うことが増えています。
その結果、ひとつのパスワードが漏れるだけで、
メールや通販、SNSなど複数のサービスが短時間で狙われる危険が高まっています。
💡 難しいパスワードより「使い分ける意識」を
「難しいパスワードを作ると忘れてしまう」という方が多いですが、
すべてのサービスで同じパスワードを使うことこそが危険です。
難しい文字の組み合わせにするよりも、
まずは「サービスごとに変える意識」を持つことから始めてみましょう。
たとえばこんな方法なら簡単です👇
🟢 ベースを決めて、サービスの頭2文字を足すだけ!
例)hanamaru2025Ya
(Yahoo用)
例)hanamaru2025Am
(Amazon用)
ベースとなる部分を決めて、サービスごとに少し変えるだけでも安全性は格段に上がります。
📝 パスワード作りのコツ
-
10文字以上を目安にする
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大文字・小文字・数字を混ぜる(記号が使えるなら+α)
-
サービスごとに変える(ベース+サービス名の一部)
-
忘れやすい場合は、紙の管理表にメモしてOK!
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