パソコン間でデータ共有する方法|USB・クラウド・近距離共有を解説
Windows 11 パソコン活用
パソコン間で写真や書類などのデータを移したいときは、
USBメモリ、クラウドストレージ、メール、近距離共有など、
目的に合った方法を選ぶことが大切です。

「新しいパソコンへファイルを移したい」
「家族に写真を渡したい」
「自宅と職場のパソコンで同じ資料を使いたい」など、
パソコン間でデータをやり取りしたい場面は少なくありません。
ただし、データ共有の方法にはそれぞれ向き・不向きがあります。
この記事では、パソコン初心者の方にも分かりやすいように、
代表的な方法と選び方、利用時の注意点を解説します。
最初に確認したいこと
- 自分が使う複数のパソコンで同じデータを使いたいのか
- 家族や仕事相手にファイルを渡したいのか
- 相手と同じファイルを共同編集したいのか
- インターネットを使える環境なのか
- 個人情報や機密情報を含むファイルではないか
パソコン間でデータを共有する主な方法
パソコン間でデータを共有する方法は、主に次の6つです。
- USBメモリや外付けSSDを使って移す
- メールにファイルを添付して送る
- OneDriveやGoogleドライブで共有する
- Windowsの近距離共有を使う
- 同じネットワーク内に共有フォルダーを作る
- ファイル転送サービスを利用する
どの方法が最適かは、ファイルの大きさ、共有する相手、
使用する場所、継続的に共有するかどうかによって変わります。
目的別のおすすめデータ共有方法
| やりたいこと | おすすめの方法 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 新しいパソコンへデータを移したい | USBメモリ・外付けSSD | 紛失や取り外し忘れに注意 |
| 少数のファイルを相手に送りたい | メール添付 | 添付できる容量に制限がある |
| 大きなファイルを相手に送りたい | クラウド共有・ファイル転送サービス | 公開範囲と共有期限を確認する |
| 複数のパソコンで同じデータを使いたい | OneDrive・Googleドライブ | 同期状況と保存先を確認する |
| 同じ場所にあるWindowsパソコンへ送りたい | Windowsの近距離共有 | 両方のパソコンで設定が必要 |
| 家庭や社内で継続的に共有したい | ネットワーク共有フォルダー | 共有権限やセキュリティ設定が必要 |
USBメモリや外付けSSDでデータを移す方法
インターネットを使わずにデータを移したい場合は、
USBメモリや外付けSSDを使う方法が分かりやすく確実です。
新しいパソコンへのデータ移行や、写真・書類などを
まとめて移したいときに向いています。
基本的な手順
- USBメモリや外付けSSDをパソコンに接続します。
- エクスプローラーを開きます。
- 移したいファイルやフォルダーを外部ストレージへコピーします。
- コピーが完了したことを確認します。
- 外部ストレージを安全に取り外します。
- 共有先のパソコンへ接続してファイルをコピーします。
USBメモリを使うときの注意点
- 保存中にUSBメモリを抜かない
- 紛失しないように保管する
- 重要なデータをUSBメモリだけに保存しない
- 知らない人から受け取ったUSBメモリを安易に接続しない
- 使用前にセキュリティ対策ソフトで確認する
USBメモリは持ち運びには便利ですが、
長期保存用のバックアップ先としては十分ではありません。
大切なデータは、別の場所にもコピーを保存してください。
メールにファイルを添付して送る方法
WordやExcelの書類、PDF、少数の写真など、
比較的小さなファイルを相手に渡す場合はメール添付が便利です。
基本的な手順
- 新しいメールを作成します。
- 宛先と件名を入力します。
- クリップの形をした添付ボタンを選びます。
- 送信したいファイルを選択します。
- 正しいファイルが添付されていることを確認します。
- 宛先をもう一度確認してから送信します。
メール添付に向いていないケース
動画や大量の写真など、容量の大きなファイルは
メールに添付できない場合があります。
大容量のデータは、クラウドストレージの共有リンクや
ファイル転送サービスを利用した方が適しています。
また、送信先を間違えると情報漏えいにつながるため、
個人情報や社外秘のデータを送る場合は特に注意してください。
OneDriveやGoogleドライブで共有する方法
複数のパソコンで同じファイルを使いたい場合や、
離れた場所にいる相手とデータを共有したい場合は、
クラウドストレージが便利です。
WindowsパソコンではOneDrive、
Googleアカウントを利用している場合はGoogleドライブなどを使用できます。
クラウドストレージには2つの使い方があります
同期と共有の違い
-
同期
自分が使う複数のパソコンで、同じファイルを最新の状態に保つ使い方です。 -
共有
ファイルやフォルダーの共有リンクを作成し、家族や仕事相手に見せる使い方です。
共有リンクを作成する基本的な流れ
- OneDriveまたはGoogleドライブを開きます。
- 共有したいファイルをアップロードします。
- ファイルを選択して「共有」を開きます。
- 共有する相手または共有リンクの公開範囲を設定します。
- 閲覧のみか、編集も許可するかを確認します。
- 作成した共有リンクを相手に送ります。
共有リンクを送る前に確認してください
- リンクを知っている全員が開ける設定になっていないか
- 編集を許可する必要が本当にあるか
- 共有相手のメールアドレスが正しいか
- 不要になった共有設定を解除したか
- 個人情報や機密情報が含まれていないか
Windows 11の近距離共有を使う方法
近距離共有は、近くにあるWindowsパソコンへ、
BluetoothやWi-Fiを利用してファイルを送る機能です。
同じ部屋にあるWindowsパソコン間で、
写真や書類を一時的に送りたいときに利用できます。
近距離共有を有効にする
- 両方のパソコンで「設定」を開きます。
- 「システム」を選択します。
- 「近距離共有」を選択します。
- 共有を許可する範囲を選択します。
Windowsのバージョンによって表示が異なる場合は、
設定画面の検索欄に「近距離共有」と入力してください。
ファイルを送信する
- エクスプローラーで送りたいファイルを右クリックします。
- 「共有」を選択します。
- 近距離共有に表示された送信先のパソコンを選択します。
- 受信側のパソコンで通知を確認し、保存を選択します。
送信先が表示されない場合は、
両方のパソコンでBluetooth、Wi-Fi、近距離共有が有効になっているか確認してください。
共有フォルダーを使ってデータを共有する方法
家庭や社内の同じネットワークに接続しているパソコン間では、
Windowsの共有フォルダーを利用できます。
一度設定すると継続的にファイルを共有できますが、
ネットワークやアクセス権限の設定が必要になるため、
初心者の方には少し難しい方法です。
共有前に確認すること
- パソコン同士が同じ家庭内・社内ネットワークに接続されている
- ネットワークの種類が「プライベート」になっている
- ネットワーク探索が有効になっている
- ファイルとプリンターの共有が有効になっている
- 共有する相手とアクセス権限が決まっている
フォルダーを共有する基本的な流れ
- 共有したいフォルダーを右クリックします。
- 必要に応じて「その他のオプションを確認」を選択します。
- 「アクセスを許可する」または「プロパティ」を開きます。
- 共有するユーザーを選択します。
- 読み取りのみか、変更も許可するかを設定します。
- 設定を保存して共有を開始します。
別のパソコンから共有フォルダーを開く
共有先のパソコンでエクスプローラーを開き、
アドレス欄に次の形式で入力します。
共有フォルダーの入力例
\\パソコン名\共有名
共有先が表示されない場合は、パソコン名、ネットワーク設定、
ユーザー名とパスワード、ファイアウォールなどの確認が必要です。
公共のWi-Fiや、不特定多数の人が接続するネットワークでは、
ファイル共有を有効にしないでください。
ファイル転送サービスを使う場合の注意点
動画や大量の写真など、メールに添付できない大容量ファイルを
一時的に相手へ渡す場合は、ファイル転送サービスを利用する方法もあります。
ファイルをアップロードして発行されたURLを相手に送ることで、
相手がデータをダウンロードできます。
利用前に確認したいこと
- 運営元が明確なサービスか
- ファイルの保存期間はいつまでか
- URLを知っている人なら誰でも開ける状態ではないか
- 個人情報や機密情報をアップロードして問題ないか
- ダウンロード後に不要なファイルを削除できるか
重要な個人情報や業務上の機密情報は、
利用してよいサービスや共有方法を勤務先などに確認してから送信してください。
データ共有とバックアップは別のものです
データを別のパソコンと共有していても、
必ずしもバックアップができているとは限りません。
同期しているファイルを誤って削除すると、
他のパソコンやクラウド上からも削除されることがあります。
大切な写真や仕事の書類は、普段使う保存先とは別に、
外付けSSDやクラウドなどへバックアップを用意しておくと安心です。
パソコン間のデータ共有方法まとめ
少量のファイルならメール添付、
大きなファイルや継続的な共有ならクラウドストレージ、
新しいパソコンへのデータ移行ならUSBメモリや外付けSSDが分かりやすい方法です。
同じ場所にあるWindowsパソコン同士なら近距離共有、
家庭や社内で継続的に利用する場合は共有フォルダーという選択肢もあります。
どの方法でも、送信先、公開範囲、編集権限、
個人情報の有無を確認してから共有することが大切です。
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