大学進学の時期になると、「学校指定のパソコンを買った方がよいのか、それとも家電量販店やネットで購入してもよいのか」というご相談を、毎年何件かいただきます。
大学の購買で案内されるパソコンは価格が高く感じられることもありますが、保証やサポートが含まれている場合もあり、単純に「高いからやめた方がよい」とは言い切れません。
一方で、市販のパソコンでも大学の推奨スペックを満たしていれば、十分に使えることも多くあります。
この記事では、大学指定パソコンと市販パソコンの違い、それぞれのメリット、市販のパソコンを選ぶときに見ておきたいポイントについて分かりやすくご紹介します。
大学指定パソコンはなぜ高いのか
大学の購買で販売されているパソコンは、市販のものと比べると価格が高く感じられることがあります。
ただし、その価格には理由がある場合もあります。
- 4年間の保証がついている
- 故障時の修理対応がある
- 修理中に代替機を貸してもらえる
大学生活では、レポートの作成や提出、オンライン授業、資料の閲覧など、パソコンを使う場面が多くあります。
そのため、万が一故障したときにサポートを受けられることは、大きな安心材料になります。
「少し高くても、困ったときにすぐ対応してもらえる方が安心」という考え方で、大学指定パソコンを選ぶのも十分に合理的です。
市販パソコンを選ぶメリット
一方で、市販のパソコンにもメリットがあります。
- 価格を抑えやすい
- 機種の選択肢が多い
- 必要な性能に合わせて選びやすい
大学が案内している推奨スペックを満たしていれば、市販のパソコンでも問題なく使えることは多いです。
そのため、できるだけ費用を抑えたい場合は、市販パソコンを選ぶという考え方もあります。
実際にご相談の中でも、大学案内の機種と同等以上の性能があり、推奨スペックも満たしている市販パソコンをご提案することがあります。
価格だけで決めないことが大切です
パソコン選びで大切なのは、価格だけで判断しないことです。
本体価格だけを見れば、市販パソコンの方が安く感じられることがあります。
しかし、保証や修理対応、代替機の有無まで含めて考えると、大学指定パソコンにも大きなメリットがあります。
- 推奨スペックを満たしているか
- 保証内容は十分か
- 故障時の対応はどうなっているか
- 4年間安心して使えそうか
こうした点を確認したうえで選ぶことが大切です。
丁寧に使う場合でも、保証の価値はあります
「物を丁寧に使うから、壊れる心配はあまりないので安い方がよい」と考える方もいらっしゃいます。
もちろん、それも一つの考え方です。実際に、推奨スペックを満たし、大学案内の機種と同等以上の性能がある市販パソコンを選べば、十分に使えることもあります。
ただ、どれだけ丁寧に使っていても、持ち運びや長期間の使用の中で不具合が出る可能性はあります。
大学生活では「もし壊れたらどうするか」も大切です。高いか安いかだけでなく、困ったときの安心感まで含めて考えると選びやすくなります。
市販パソコンを選ぶときに見ておきたいポイント
市販のパソコンを選ぶ場合は、推奨スペックを満たしているかどうかに加えて、使いやすさも確認しておくと安心です。
- Officeソフトの有無
大学によっては、在学中にOfficeソフトを利用できる場合があります。パソコンによってはOfficeが入っていない分、価格を抑えられることもあるため、購入前に大学の案内を確認しておくと安心です。 - 重さ
大学では普段から持ち運ぶことが多いため、なるべく軽いものを選ぶと負担が少なくなります。 - テンキーの有無
テンキー付きのモデルは便利な反面、本体が大きく重くなりやすい傾向があります。持ち運びやすさを重視するなら、テンキーなしのモデルを選び、必要に応じて外付けテンキーを追加する方法もあります。 - 画面の見やすさ
画面がグレア(光沢)だと、蛍光灯などの光が反射して見づらく感じることがあります。見やすさを重視するなら、ノングレア(非光沢)液晶も候補に入れるとよいでしょう。 - キーボードの打ちやすさ
できれば実際にキーボードに触れてみて、キータッチやキー配列が自分に合っているか確認すると安心です。レポート作成などで長時間使うこともあるため、打ちやすさは意外と大切です。 - USB-Cで充電できるか
最近はUSB-Cで充電できる機種も増えています。充電器や周辺機器をまとめやすく、使い勝手の面でも便利です。
どちらを選ぶべきか
大学指定パソコンと市販パソコンのどちらが正解というわけではありません。
それぞれに向いている考え方があります。
- 安心やサポートを重視したい場合 … 大学指定パソコン
- 価格を抑えつつ必要な性能を満たしたい場合 … 市販パソコン
大切なのは、大学が示している推奨スペックを確認したうえで、本体価格だけでなく保証やサポート内容も含めて比較することです。
購入前に比較してみるのもおすすめです
同じくらいの性能でも、大学の購買、家電量販店、ネット通販、教室での取り寄せなど、購入先によって価格や保証内容が異なることがあります。
そのため、購入を決める前に、複数の選択肢を比較してみるのもおすすめです。
価格だけでなく、
- 保証期間
- サポート内容
- 修理時の対応
- 初期設定のしやすさ
といった点まで見ておくと、あとで困りにくくなります。
パソコン選びで不安な場合はご相談ください
当教室では、パソコンの購入に関するご相談のほか、初期設定やデータ移行のサポートも行っています。
受講生の方は無料でご相談いただけます。
受講生以外の方からのご相談は、有料での対応となります。
推奨スペックの見方が分からない場合や、候補のパソコンで大丈夫か不安な場合も、ご相談内容に応じて確認いたします。
まとめ
大学指定パソコンは価格が高く感じられることがありますが、その分、保証やサポートが充実している場合があります。
一方で、市販のパソコンでも推奨スペックを満たしていれば問題なく使えることは多く、費用を抑えたい方には有力な選択肢になります。
また、市販パソコンを選ぶ場合は、スペックだけでなく、重さ、画面の見やすさ、キーボードの打ちやすさ、充電方法なども見ておくと、入学後に使いやすくなります。
大切なのは、「高いからやめる」「安いからそれでよい」と決めてしまうのではなく、4年間安心して使えるかどうかも含めて考えることです。
これから大学進学に向けてパソコンを選ぶ方の参考になれば幸いです。