Copilotが突然消えた!?原因と対策を徹底解説
「あれ?いつの間にかCopilotがなくなってる…」
先日のWindowsアップデート後に、一部のパソコンでMicrosoft Copilotが消えてしまう現象が発生しています。
はなまるパソコン教室でも、HP製ノートパソコンやMicrosoft 365を利用している複数の端末で同様の問題が発生しました。Microsoft 365からCopilotを再インストールしたところ、いつもと違うアプリで困惑しました。
同じような現象で困っている方のために、Copilotをインストールする方法をご案内します。
なぜCopilotが消えた?アップデートとアンインストールの謎
原因は、2025年3月12日に配信された更新プログラムにあります。
信頼性の高い情報源(Thurrott.com、BleepingComputer、PCMag)によると、以下の更新プログラムが原因で、Windowsに標準搭載されているCopilotがアンインストールされる問題が確認されています。
- Windows 11 24H2:「KB5053598」
- Windows 10 22H2:「KB5053606」
これらの更新プログラムをインストールすると、Copilotアプリが削除され、タスクバーからアイコンが消えてしまうパソコンがあるようです。
なお、この問題はMicrosoft 365アプリに統合されているCopilotには影響しません。
混乱の原因?複数のCopilotが存在する理由
実は「Copilot」には以下の3つのバージョンがあります。
① Windows Copilot(標準搭載版)
- Windows 11および一部のWindows 10に標準搭載
- 文章要約、設定変更などのAIアシスタント機能
- タスクバーのアイコンから起動
② Microsoft 365 Copilot(Office連携版)
- Word、Excel、OutlookなどMicrosoft 365アプリに統合
- 文書作成、データ分析、メール要約をサポート
- 特定のMicrosoft 365ライセンスが必要
③ Microsoft Store Copilot(再インストール可能な独立版)
- Microsoft Storeからダウンロードできるスタンドアロンアプリ
- GPT-4oを活用し、チャット、画像生成などを提供
- 無料で利用可能(一部Pro機能あり)
今すぐできる!Microsoft Storeからの再インストール手順
以下の手順で、Copilotを簡単に復活できます。
- Microsoft Storeを開く
- 検索バーに「Microsoft Copilot」と入力
もしくは右のリンクをクリック:Microsoft Copilotをインストール - 「入手」をクリック
- インストール完了後、タスクバーにピン留めすると便利
もしCopilotが消えて困っている場合は、ぜひ今回紹介した再インストール方法をお試しください。