小中学校はChromebook、高校や大学はWindows――この違い、気になりませんか?
最近の小学校・中学校では、「GIGAスクール構想」により1人1台の端末が配られ、多くの学校でChromebook(クロームブック)が使われています。
一方、高校や大学ではWindowsパソコンが主流。多くのレポート提出やプレゼン課題では、Microsoft Office(Word・Excel・PowerPoint)を使うのが当たり前です。
このように、小中学校とそれ以降でパソコンの種類や使うソフトが大きく変わることに、戸惑いや不安を感じる保護者の方も少なくありません。
なぜ小中学校ではChromebookが選ばれたのか?
小中学校でChromebookが多く導入された背景には、「GIGAスクール構想」の目的があります。
この政策では、「すべての児童・生徒に学習用端末を行き渡らせる」ことが最優先事項とされました。
そのため、次のような理由からChromebookが広く採用されました。
✅ Chromebookが選ばれた主な理由
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単価が安く、全国の学校に一気に配布しやすい
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Googleアカウントで一括管理でき、先生の負担が少ない
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起動が速く、シンプルでトラブルが起きにくい
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オンライン授業やGoogleドキュメントなど、クラウド学習との相性が良い
つまり、「情報に慣れる・触れる」ことを目的とした、小中学校の学習スタイルに合った選択だったのです。
しかし、高校・大学・社会ではWindows+Officeが必須に
中学を卒業すると、使用されるパソコン環境は大きく変わります。
✅ 高校・大学で求められるスキル
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Wordでレポート作成
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Excelで表やグラフ、関数を使った課題処理
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PowerPointでのプレゼンテーション資料作成
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資格試験(MOSなど)はWindows+Office環境で実施
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就職後も、業務の大半がOfficeベース
つまり、将来に直結する実践的なスキルとして、WindowsとOfficeの操作は避けて通れないというのが現実です。
このような状況にも関わらず、小中学校ではOfficeを使う機会がほとんどなく、キーボード入力(タイピング)すら十分に学べないまま進学していくケースも少なくありません。
こうした“ギャップ”を埋めるには?
パソコンスキルに対する学校教育の内容や深さは、自治体や先生によってばらつきがあります。
だからこそ、保護者の目線で「どこで何を学ばせるか」を考えることが、将来の選択肢を広げるカギになるのです。
このような見方は、私たち現場のパソコン教室で日々お子さまと向き合っているからこそ実感していることでもあります。
はなまるパソコン教室では「将来につながるスキル」を丁寧に指導
はなまるパソコン教室では、小学生からOffice(Word・Excel・PowerPoint)を学べる講座をご用意しています。
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学年や理解度に応じた個別対応
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タイピングは全員が検定合格を目指すカリキュラム
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中学生・高校生にはMOS対策講座も人気
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松戸市・鎌ヶ谷市・市川市・印西市などから多くの生徒さんが通っています
子どもたちが自然にタイピングを身につけ、自信を持ってOfficeソフトを使いこなせるようになる様子を、私たちはたくさん見てきました。
まとめ:将来に必要な力を、今のうちに
小中学校でのICT教育は「慣れること」が目的。
でも、進学・社会に出たときに本当に求められるのは、「使いこなす力」です。
Chromebookの学習だけではカバーしきれない、Windows+Officeの操作や正しいタイピングスキル。
それらを小学生のうちから身につけておくことは、これからの時代を生きるうえで、確かな強みになります。
教育環境のギャップに気づいた今こそ、はなまるパソコン教室で一歩先の学びを始めてみませんか?