はじめに
iPadやiPhoneの画面をTVに映し出す「ミラーリング」。映画やプレゼンテーション、オンライン授業など、さまざまな場面で活躍します。多くの人が無線接続を利用していますが、遅延や不具合が起きると困ることも。
そんな時に便利なのが有線接続です！
無線接続の利便性と課題
無線接続のメリット
無線接続は、ケーブルを使わずに画面を投影できるため非常に便利です。以下のような利点があります。
- 設置が簡単：ケーブル不要で部屋がすっきり。
- 複数のデバイスに対応：AirPlayやFire TV Stickを使えば、iPhoneだけでなく他のデバイスも接続可能。
- ポータブル：どこでも手軽に利用できる。
無線接続の課題
一方で、無線には以下のような課題もあります。
- 遅延：リアルタイム性が求められる場面では、タイムラグが問題になる。
- 接続の不安定さ：Wi-Fi環境が悪いと画面が途切れることがある。
- 機器の故障：頻繁に使うと機器自体が故障することも。
はなまるパソコン教室では、普段はFire TV Stickを使用してミラーリングを行っていますが、接続の遅れや不具合が発生する場合もあります。そのため、トラブル発生時には有線接続に切り替えて対応できるよう準備しています。
有線接続が選ばれる理由
有線接続のメリット
有線接続は、以下の理由で安定したミラーリングを実現します。
- 遅延がほぼない：リアルタイムの画面表示が可能。
- 安定性：Wi-Fi環境に依存しないため、接続切れの心配が少ない。
- シンプルな接続：必要なケーブルをつなぐだけで簡単。
有線接続が必要なシーン
特に以下のような場面で、有線接続が役立ちます。
- 教育現場：授業中にスムーズな投影が求められる。
- ビジネスプレゼン：接続トラブルを防ぎ、スムーズな進行をサポート。
- ホームシアター：映画鑑賞や家族の集まりでの使用。（投影できないアプリがあります）
必要なアイテム
有線でミラーリングを行うには、以下のアイテムが必要です。
- Lightning - Digital AVアダプタ（Apple純正 or サードパーティ製品）
- HDMIケーブル
- テレビ（HDMIポートがあるもの）
Apple純正品の特徴
Apple製品は純正品を使用する方が安心感がありますが、Apple純正のLightning - Digital AVアダプタは断線しやすいという欠点があります。保証期間内であれば交換可能ですが、保証が切れた後に買い替えるとなるとコストパフォーマンスが悪く感じられる場合があります。
サードパーティ製品の選択肢
Amazonなどで購入できるサードパーティ製品は、コストパフォーマンスが高いものが多いです。ただし、iOSやiPadOSのアップデートによって使用できなくなることもあるため、購入前にレビューを確認することをおすすめします。
最近購入したおすすめ商品はこちらです：
実際に購入した製品レビュー
商品開封と中身の確認
購入した商品を開封してみると、以下のアイテムが入っていました。
- アダプタ本体
- 説明書（日本語が変）
- サンキューカード（ありがちな★５のレビューするとamazonギフトカードが貰えるやつ）
接続手順
接続手順は非常に簡単です。
iPadやiPhoneのLightningポートにアダプタを挿す
アダプタにHDMIケーブルを接続する
HDMIケーブルをテレビのHDMIポートに差し込むと投影されます
使用感
実際に接続すると、画面が大きなテレビに瞬時に映し出されます。画質や投影速度も問題ありません。
トラブルシューティング
接続時、モニターにQRコードが表示されることがあります。説明書にはそのうちミラーリングされるようなことが書いてありますが、私は一向に変わりませんでした。
この場合、Lightningコネクタを一度抜き差しするとミラーリングされます。
教室や家庭での活用シーン
教室での利用例
はなまるパソコン教室では、グループレッスンでやイベントで講師のiPad画面を大画面に映して操作を説明しています。
家庭での活用例
家庭では、以下のような使い方が可能です。
- 映画鑑賞：ストリーミングサービスの映像を大画面で楽しむ。（ミラーリングができないアプリもあります）
- オンライン授業や会議：家族全員で画面を共有しながら進められる。
- 子どもの学習：教育アプリをテレビに映して視覚的に学べる環境を提供。
iPadやiPhoneを充電しながらミラーリングできます
充電ポートが付いているため、充電しながら使用できます。
