こんにちは。はなまるパソコン教室のブログ担当です。
Windows 11を更新したあとに、デスクトップの文字が細くなって見づらくなりました。
いろいろ試して無事に改善できたので、もし同じことで困っている方がいたら、ぜひこの手順を試してみてください!
1. 拡大縮小設定の変更
手順:
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デスクトップを右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択。
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下にスクロールして、「拡大縮小とレイアウト」の「拡大縮小」の項目を確認。
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「100%」や「125%」になっている場合は、「150%」に変更してみてください。
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これにより、文字やアイコンが大きくなり、見やすくなる場合があります。
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注意点:
「150%」に設定すると、アプリのウィンドウや画面が大きくなって、見切れる場合があります。その場合は、次の手順で調整を試みます。
2. アプリの見切れを防ぐ!個別のテキストサイズ変更
もし「150%」にしたことで、アプリが大きくなりすぎて見切れる場合、テキストサイズを個別に調整することで文字だけを見やすくできます。
手順:
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デスクトップを右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択。
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「拡大/縮小」をクリック
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「テキストのサイズ」をクリック。
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スライダーを右にドラッグして、テキストのサイズを調整(お好みのサイズに)。
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「適用」をクリックして変更を反映。
これにより、文字だけを調整して、アイコンやウィンドウの大きさに影響を与えずに、文字を大きくできます。
3. 文字がギザギザして見づらい場合は、ClearType テキスト チューナーを試す
もし、文字が細くてギザギザして見える場合、ClearType テキスト チューナーを使って文字を滑らかに表示することができます。
手順:
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タスクバーの検索ボックスに「ClearType」と入力。
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「ClearType テキストの調整」を選択。
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「ClearType を有効にする」にチェックが入っていることを確認。
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表示されるサンプルの中から、最も見やすい文字を選んで進みます。
これで、文字がよりなめらかに表示され、ギザギザが改善される場合があります。
4. パフォーマンス設定でさらに改善
もし、ClearTypeでも改善されない場合は、パフォーマンス設定でさらに文字を見やすくする方法があります。
手順:
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タスクバーの検索ボックスに「パフォーマンス」と入力。
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「Windowsのパフォーマンスの設定を調整」を選びます。
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次の項目にチェックを入れます
・「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」
・「デスクトップのアイコン名に影をつける」 -
設定を保存して、文字が滑らかに表示されるようになります。
おまけ. アプリの表示設定を個別に調整
もし、「150%」の設定でアプリが見切れてしまう場合、個別のアプリ設定で拡大縮小を調整できます。
特に、ブラウザやエクスプローラーでは、Ctrlキーを押しながらマウスのホイールで拡大縮小が可能です。
例:
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Google Chrome: 画面上でCtrlキーを押しながらマウスのホイールで拡大縮小。
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Microsoft Edge: 同様にCtrlキーを押しながらマウスのホイールで調整。
まとめ
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最初に「拡大縮小設定」(150%)を試してください。これで多くの場合、文字が見やすくなりますが、アプリが見切れないか確認してください。
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アプリの画面が見切れる場合、「テキストサイズのみ変更」で文字だけ調整。
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文字がギザギザして見える場合は、ClearType テキスト チューナーで滑らかに。
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それでも改善しない場合は、パフォーマンス設定でさらに調整。
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最後に、アプリごとの拡大縮小設定を使って調整。
これで、文字が細く見づらい問題が解決できれば幸いです!
ぜひ、試してみてください!
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